自然体験活動

自然体験活動指導者とは

自然体験活動指導者CONEリーダー」とは字のごとく「自然の中で体験活動をサポートする指導者」です。

「いろいろな自然条件のなかで、用意されたプログラムの体験をとおし、それを運営する団体あるいは個人の使命を伝える役割を果たす人」といえます。

従って、自然体験活動指導者の主な役割は、「自然」のことが良くわかっていること、目的に適った「プログラム」を作り体験を提供すること、そして「使命」を伝えることです。

自然体験活動憲章」に定められている5つの条文は、「ミッション」とも「ビジョン」とも言えるものだと思います。

この「憲章」は非常に高い理想を掲げています。自然体験活動指導者に求められている「自然体験活動」の「ゴール」です。

自然体験活動憲章

  1.自然体験活動は、自然のなかで遊び学び、感動するよろこびを伝えます。
  2.自然体験活動は、自然への理解を深め、自然を大切にする気持ちを育てます。
  3.自然体験活動は、ゆたかな人間性、心のかよった人と人のつながりを創ります。
  4.自然体験活動は、人と自然が共存する文化・社会を創造します。
  5.自然体験活動は、自然の力と活動にともなう危険性を理解し、安全への意識を高めます。

また、いまでは「人々が環境的行動をとるためにはどのような教育が必要なのか」は、環境教育学の重要な課題です。

環境的行動は、消費、参加、普及、学習、仕事などに区分できますが、これが過去の体験の影響を受けているのかを探るSLE(Significant Life Experiences)という研究が注目されています。

SLEとは、「環境的行動につながる重要な体験」です。

環境的行動をとっている人々には、それぞれ自分の現在の行動につながる過去の体験、その中でもとりわけ決定的ともいえる重要な体験があります。

こうした言わば、「自然との肯定的な関係」の体験だけでなく、「自然との疎外的な関係」の体験も、人々の環境的行動につながる1つのプロセスといえるかもしれません。

自然体験活動指導者は、様々な自然体験活動を「環境的行動につながる体験」として位置づけてみる使命も必要です。